禁猟区
気が付けばベッドに縛られて、白く冷たいシーツに包まり
流し込む白い血液で深く眠らされ、罪無き心消し去るというの。
Help me!祈る言葉の代わりに、バランスよく飲み干すメディセン。
Help me!まともになれたとしても、連れ戻されるだけ。

麻薬の歌。シングル化して売り出す予定だったが色々あって断念した。まぁそうやろな、と言う曲。

錯乱した精神と抗いようの無い幻覚。無理矢理流し込まれるドラッグの波に現実からはみだしてしまいそうだ。

SexもDrugもRock'n'rollも、日常からはみ出してしまう。そこに意味などないのさ。

尾崎がこの曲を作るのは必然と言うか、尾崎ならせずにいられなかったんだろうなぁと思う。

屈折した価値観とキマっちゃってる時の意味不明な言動が妙にマッチングしてて面白い歌詞になっている。

メロディも弾むようで乱暴な感じ。でも歌ってる方は物凄く楽しそう。

海王はこれ歌ってて夜中にオッサンに怒られた事のある、因縁深い歌。

歌うときは隣の家のオッサンに謝りながら。でも全部忘れながら。