LIFE
答など無くていい。
その理由(ワケ)は、誰も皆、安らぎの始まり、生きること。

ここに来て、この時点の尾崎の人生観とも言うべき歌。

おとなしいメロディーで淡々と歌う中に、怒りや悲しみや、包み込むような優しさや

諦めや悟りが見えてくる。

尾崎がずっと探し続けていた「答」が無くてもいいと言うのは、すごい事だ。

全ては生きる事が答えで、全てはそこにある。

尾崎が歌う所々の歌声の変化と歌詞とを追っていると、背筋がゾクリとするような

全然刺激的ではない言葉の一つ一つが、心に刺さるような迫力がある。

歌う時は、ハイローを使い分けて。