COLD WIND
アスファルトのキラキラを追いかけてゆく午前0時。
恋人が口づけする。
あいかわらずの、今日の COLD WIND
地下鉄の扉が開くたびの痛みに、
タフになれと、今日の COLD WIND

壊れた扉から「Freeze Moon」に近い、字余りを物ともしない早口な歌。

一部歌と言うより語りなのだが、尾崎の歌は大方こんな感じなのであまり気にしない。

街を歩く中で自分に降りかかる、色んな冷たい風に向かって、突っ切って歩くような強い歌。

歌詞が最初から最後までストーリーっぽくなっているので、その情景が目に浮かぶようだ。

小さな事でも、少し気になった事でも、どんな事でも立ち向かいたくなるような気持ちになる。

歌う時は、蹴っ飛ばすように。