核(CORE)
何か話しをしよう。
なんだか判らないけど、俺は酷く怯えてる。
今夜は、泊めてくれ。
テレビは消してくれないか・・?
明かりも一つにしてよ。
こんなに愛してるから、俺から離れないで・・・。

暗い。歌詞もどこか悲観的で、マイナスな雰囲気を出している。

ただ、絶望に打ちひしがれて、ただ、愛しい人の温もりで癒してほしい。

そんな極限状態の中でだからこそ光る美しい一点の愛を歌っていると思う。

内容が、尾崎のマイナス分を全て詰め込んだような曲なので

アルバムに合わせて作った(当時尾崎は逮捕されたり事務所移転等で辛い時期)のかと思ったら

十代の頃に曲は完成していて、歌詞が小さく変化して今の形で落ち着いたらしい。

しかしその歌はこの時の尾崎を怖いくらいに鮮明に描写していて、そう思うと恐怖を感じる。

歌うときは、ただ叫んでるだけ。