いや、すごいことに気が付きましたよ!(挨拶
海王です。
ダイエットするする詐欺を続けることはや5年くらい経過しておりまして、一向に痩せる気配のない海王です。
まぁ、社会人になってから運動らしい運動などしていないに等しいので
どちらかと言うと痩せる道理がないと言われればその通りなのですが
それでも、最近太ったかな?と多少やる気を出してダイエットに精を出し
なんとか元の体重にもどったところで、ふぅ、やれやれ危ない所だった。と胸をなでおろしたやいなや、
徹夜で遊びながらポテチをコーラで流し込むと言う
快楽中枢がオーバーロードを起こしそうな人生を送っておりました。
しかし、そんな退廃的な人生も長く続くはずもなく、知らず知らずのうちに体重のふり幅が徐々に上がってきている事が、
海王科学研究本部直轄組織・精密データ制御管理委員会からの報告書にて確認されました。
つまりまぁ、結論から言うと太って痩せてを繰り返していると思ったら普通に太っていた。
な、なにを言っているかわからねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった・・・。
頭がどうにかなりそうだった・・・。
(くどいようですがただ太っているだけです)
違うんですよ!それもこれも体重のやろうがいい加減だからいけないんですよ!!!
太ったら痩せて、痩せたら太って・・・とやろうとしたら去年ぐらいから体重が落ちなくなったんですよ!!
これは由々しき事態です。稀に起こるやつです。
そして、なんだかんだ自分に言い訳をしながら気づけばもう4月・・・そう、健康診断がある月です。
なぜ僕がこんなに焦っているのかと言うと、それは去年の健康診断にまで遡ります。
当時、ちょっと太ったと思ったらプチ断食して体重を減らす、という事を繰り返していた僕は
健康診断の準備として、少し気合いを入れて断食を行いました。
結果として体重測定の結果が例年を遥かに下回るという、
まぁうれしい誤算的な部分もあり、小躍りしたものです。
夜を徹しておやつパーティを繰り広げたものです。
そして、時がたつこと一年・・つまり今なのですが、
僕の体重は一昨年までと比べて明らかに重いのです。
ちょっとやそっと断食したくらいではなかなか減らないのです。
これはちょっとした恐怖ですよ・・・。
このままでは・・・体重の推移を無理やり国語的に表現すると
並→大盛→大盛→大盛→ハーフ→特盛
みたいな感じになってしまうんですよ!
国語的と言うより吉野家的な表現ですよ!
判りますかこの虚しさが!
判るまい、戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の体を通して出る力が!
(デルチカラ!?ソンナモノデMSガタオセルモノカ!オレノカラダヲミンナニカスゾー!ウオオー!バ、バカナ!ウゴケジオ!ナゼウゴカン!キエテナクナレ!コノウチュウカラ!ワ、ワタシダケガシヌハズガナイ・・・キサマノタマシイモイッショニツレテユク・・・カミーユ・ビダン・・・)
はぁ・・・はぁ・・・・・。
ご理解いただけたようですね。今僕が置かれている状況の深刻さをね。
で、健康診断まであと半月までに迫っている今日この頃な訳ですが、いやーもうすっかり春ですねー。
街並みを鮮やかに彩る桜色が冬の寒さと共に凍り付いた心を温めてくれるようで、
新しい出会いの季節を感じずにはいられませんね。
まぁ今日はものっそい雨で桜散りまくったけどね!
あ、ついでにうちの子は今日から幼稚園児になりました。
我が子ながら異常に元気で怖いです。
まぁ息子なんてどうでもいいんですよ。今は腹ですよ問題は。この腹。
この腹をなんとかすべく、朝・納豆とみそ汁。昼・会社の定食(米抜き)晩・納豆とみそ汁とおかず。
と言うとても体によさそうな食生活を送っています。
まぁ土日にドカ食いやらおやつ解禁とかをして結局台無しなのですが
それでもそこそこ平日は慣れてきたもので、空腹を楽しむ余裕とかもやっとこ出てきました。
しかし、やはり仕事で疲れたりストレスが溜まっていたりすると
食いたい・・・アイス食いたい・・・。
と言うどうしようもない誘惑が襲ってきます。
これ今文字に起こしてみて思ったのですがこれほどアホらしい葛藤もありませんね。
でも必死なのです。悶絶するのです。食後のふっと一息ついた瞬間、口にしてしまいたくなる甘美。
そう、今日は朝から節制して頑張ったじゃないか・・・アイスの一つくらい食ったってバチは当たるまい・・・。
一日中仕事に追われ・・・帰ってきた家では元気1000%の息子と育児に疲弊しきった嫁を相手にし・・・。
やっと訪れた静寂の中で、甘くて冷たいアイスちゃんと味わう権利だって俺にはあるはずだ・・・。
でも・・・カロリーだけ表示を見てみ・・・え、273kcal!?
これあかんやん!あかんあかん!あっぶな!
やられる所やったッ!ほんまに!
なんやのこれ!?273kcalて!!
もうね、一瞬で正気。
いやいや、273て。それは流石にあきませんよ、先輩。
全然ちょっとやないよ。もう全てがパァよ。
今日の頑張りが台無しどころかデブ一直線よ。
いやー恐ろしかった。アイスは恐ろしいわ~ほんま。えらいやっちゃで。
代わりになんか飲もか。しゃきっと。スカっとな。甘くなくてええねん。なんか口にいれたったらええねん。
コーラ・・・は、アカン。これもデブ飲料や。飲むわけにはいかん。
ん?なんやレッドブルなんかおるやん・・。いやいや飲むわけじゃない。
・・・飲むわけじゃないけど、カロリーだけ見てみよか。な。カロリーを知るんは大事なことやさかいな。
どれどれ・・・おっ?46kcalやて。
さっきのアイスショックが大きすぎてこれっぽっち全然ないのと同じような錯覚に陥るわ。
てかほんまにこれくらいやったら飲んでもええんちゃうか?あんま変わらんやろ実際・・・?
っていやいやだめですよ。
何を言ってるんですか。だめに決まってるじゃないですか。
いくら表示上のカロリーが低くても、こんな高エネルギーな飲料を寝る前に摂取したら
寝ている間に余剰エネルギーとして蓄積されるに決まっているじゃないですか。
そんな事も判らないんですか?だから痩せられないんですよ。
根性が足りないってそういう事を言うんですよ。このデブが。死ね。
と、自分の中の天使に必要以上に罵倒され、思いとどまる事に成功しました。
そして、お水を飲みながら僕は、ふと違和感を覚えました。
「僕の体がアイスを求めたのは、何故だろう。
最初は味気ない食生活に体が馴染まず、甘い物が食べたくなってしまったのだと思った。
確かにアイスは甘い。しかし予想を超えるカロリー表示に目を覚ました僕は、標的を飲み物に定め
再度物色を始めた・・・。
結果見つけたのはレッドブルと言うエネルギー飲料。確かにこれも甘いには違いない。
しかし甘さと言うには刺激の強い味種だろう。純粋な甘みを求めている訳ではないのか?
ダイエットをいつも妨害しようとするこのもっと何か食べたいと言う欲求の正体はなんなのだ?
ダイエットをすることで体重が急激に落ちる事に体が緊急警戒態勢に入っているからか?
ホメオスタシス=恒常性が体重を保つ行為を促す為か?。
いや、違う。そう言い切れるのは、仮に今とってもヘルシーな食べ物が眼前にあり
好きなだけ食べていいぞ、と言われてうれしいのかと言う想定をしてみると、どうだ。
まったくうれしくないからだ。
つまり、僕の体は体に悪い物を言語に昇華させる程のレベルで欲している、ということ。
それは、つまり僕の体が何かを欲している訳ではない、と言う事ではないのか?
体が太りたいから食べたいのではない。
そう、これは精神から来る欲求なのだ。
何という事だ・・・。僕はずっと思い違いをしていたのだ。
ダイエットとは、体を制御する事ではない。
己の精神を制御する事だったのだ。
ダイエットとは体と心が喧嘩をしているのだと思っていたが、違った。
単純に、僕は心の暴走を止める事が出来ていなかっただけなのだ。
精神・・・いつもであれば油や糖と言った人を太らせる因子が入って来るタイミングで
それが来ないから・・・。ダイエットに嫌気がさして、すべて忘れて快楽に溺れてしまいたいから・・・。
頭の中で、何か欲しい、何か食わせろとがなり立てるのは破滅へのファンファーレだ。
何かにつけては言い訳を探して、自分を甘やかして、全てを太る方向にしか解釈しなくなる。
そんな原因があるとすれば、そんな事が出来るのは、それはもう、脳の他に有り得ない。
脳だ。
脳が欲しているのだ。何を?
脳が欲しがる物など数える程しかない。
この場合は、ブドウ糖で間違いないだろう。
過度に与えられる事に慣れてしまったのだろう。
定期的に与えられる事が当たり前になっているのだろう。
余分を抜きにしてもいつもより少ない食生活の中で、限界を迎えたのだ。
僕の脳は。
何という事だ。
いつも、いつも僕のダイエットの邪魔をしてきていたのは、ほかでもない僕の脳味噌だった。
ほかのなんでもない。僕の脂肪でも、内臓でも、筋肉でも、骨でもない。
たった一つ自分自身を制する事さえできれば、ダイエットは成功する。
脳に勝つのだ。
自分の脳味噌に騙されるな。
脳味噌を制する者が、ダイエットを制するのだ」
とまぁ、これが冒頭で言いたかったすごい事なんですよ。
え、なに?知ってた?そんなの常識?
・・・うるせぇ!俺は今気づいたの!すごいことなの!
これからは頑張るの!