はいどーも海王です。
日記サイトの管理人を名乗ることに罪悪感を抱き始めている管理人の海王です。
罪悪感とか言ってもうすでに更新が滞ってから数年の日時が経過している訳ですが
まぁこうして日記をマメに書くようになったのも何かの縁ですし、これからもよろしくお願い致します(挨拶)
さて、今回はチャリ紀行という事でね。行ってきましたよ淡路島へ。
淡路島・・・そう。自転車乗りの聖地(メッカ)と呼ばれ、季節を問わずそこら中をロードバイクが走りまくる
ただ単に車で淡路島を移動したいだけの人々からするとただデコイが
常にいるのが当たり前、という一種の罰ゲームのような島・・・。それが淡路島。
海王も普通に仕事でよく来たり来なかったりする淡路島。玉ねぎチップは一種の発明です。
これ日記で書いたかどうかとても自信がない(過去の日記を読み返す元気がない)のですが
海王は自転車に乗っているのです。ちょっといいやつです。俗にいう弱ペダ世代です。
弱ペダ世代とは
週刊少年チャンピオンで連載中のロードバイク漫画『弱虫ペダル』に影響されて
普通では絶対に手を出さない高価な自転車を勢いで購入してしまう人々。
場合によってはその時期に発売された自転車、及びそれに乗車する人々を指す総称。
近年、シティサイクルとしてのロードバイク利用者人口が増加傾向にある中
一躍人気となった『弱虫ペダル』の影響で、ただでさえ町中のロードバイク増加に拍車をかけ
爆発的に散見されるようになったロードバイクは、元々趣味でロードバイクに乗っていた人間のアイデンティティを失わせ
彼らは辛うじて残ったプライドを誇示する為に弱ペダ世代を嘲笑する事で自我を保っている。
しかしながら彼らもまた、そもそもは流行に流されてロードバイクを始めただけのミーハーであり
本来マイノリティとしてロードバイクを愛好していた人々は、近年のロードバイクが市民権を得たことと
その切っ掛けとなった弱虫ペダル効果に対して好意的な解釈を述べることが多い事を忘れてはならない。
いつの世も流行る前から熱中していた人間と、最初に流行る切っ掛けを作った者と後からそれに乗っかった者とで
格差は起こり、争いは絶えない。
そしてまたいつも一番立場が弱いのは中間層の中途半端な時期からコンテンツに参入してきたにわかのである。
そんな人々の暮らしに根付く格差意識を我々に気づかせてくれる社会現象の代表例として
度々取り上げられるのがこの弱虫ペダル効果なのだ。
と、僕は勝手に思っています。
そして僕の周りには異常にロードバイク好きが多いのです。
まぁ海王がロードバイクを買ったときはまだ弱ペダ黎明期であり、一部のファンがその熱さに気づいている程度でした。
その頃から周囲に「ロードバイクやりましょうよ!楽しいっすよ!風になるんすよ!」と
キ○ガイじみたテンションで周囲にアピールしまくったものの対してブームも起こらず
その後5年ほど経って弱虫ペダルがアニメ化され腐女子が群がり腐海となった今
ようやくロードバイクってなんかみんなやってるし、かっこいいかも・・・と
根性無しの自律性ゼロの思考停止プログラム日本人が、その良さに気づいたのです。
まぁこれが市民権を得た、という事なのでしょう。
海王も周囲の人間にロードバイク自慢をし続けた甲斐がありました。
しかし気づいたときには遅すぎた。海王はやりすぎたのです。
ケース1 ウッチーの場合~ロード黎明期~
ウ「ロードバイクって熱くね?」
か「っすよねぇ~。欲しいっすね」
ウ「でも高いっすよね」
か「そうなんすよねぇ・・・」
数日後
ウ「ロード買ってもうたwwwwww」
か「俺もwwwwwww走りいこwwwww」
ウ「うはwwwwwおkwwwwwwww」
ケース2 寺生まれのYさんの場合~まだまだ黎明期~
Y「海王さん、ロードって高いんですか?」
か「高いっすよ!でも絶対楽しいっす!」
Y「今※クロスバイク持ってるんで、それでツーリング行ってみたいです」
か「いんじゃないっすか!?行きましょ!!www」
ツーリング後
Y「無理っす。ついていけんっす。死ぬっす。ロード買うっす」
か「おkwwwwwwwww」
※クロスバイク
ロードバイクとマウンテンバイクの中間みたいな奴。良いとこ取りともどっちつかずとも言う。
ケース3 おじさんの場合~飽きてきた~
お「なぁ海王、最近ロードバイク買おうと思ってるねん」
か「(出たァー!流行に敏感やつwww)へーいんじゃないっすか?」
お「なんかおすすめのメーカーとかあるん?」
か「ないっす!特に詳しくないならどれも一緒っす!まずは価格と見た目で!
あ、後は※コンポはコレコレがお勧めっす!」
お「そうか~。知り合いにも詳しい奴おるからそいつにも聞いてみるわ」
か「おkす(最初からそいつに聞いてください)」
翌日
お「ロード買ってもうたwwwwwww」
か「へぇー。何買ったんすか?」
お「なんとかのかんとかってやつ!海王に言われたコンポだけは妥協せんと選んだで!」
か「よっしゃ!ツーリング行きましょ!」
※コンポ
コンポーネント。付属品。走る為に必要最低限の物が本体でそれ以上は全てコンポ。
ブレーキや変速機周辺などがこれに辺り、操作感や耐久性に差が出てくる。
ケース4 タッキーの場合~まじ?みんな買いすぎじゃね?~
タ「海王さん、ロードバイクって高いんですか?」
か「高いですよー」
タ「最近始めようと思ってるんですが、おすすめとかありますか?」
か「ないっす。ある程度走ってみんと好みも判らんっす。
あ、でもコンポだけは~」
タ「そうなんですね。ちょっと調べてみます」
数カ月後
タ「ロード買いましたよ」
か「ほう、なに買ったんすか?」
タ「地元出身のメーカーで、最初なんで結構安い奴です」
か「ほうほう。いいんじゃないですかね?コンポは何ですか?」
タ「値段が高いので一番安い奴にしました」
か「 」
ケース5 やまちゃんの場合~うんざり~
や「海王君、ロード買ったんやけど中々品薄らしくて届かないわ~」
か「(お間もか)お、やまちゃんさんもロード買ったんすね」
や「まーでもいつ届くか判らんのやけどな~」
数か月後
や「やっとロード届いたわ~」
か「(そんな話あったなそういえば)ようやく走れますね」
や「今度ツーリング行くんやろ?俺もいくで」
か「おk」
ケース6 クリリンの場合~面倒くさい~
ク「海王さん、ちょっと自分、ロードはじめようかなって思ってるんすけど・・」
か「おすすめはないっす。値段と見た目とコンポ」
ク「ちょっと、その辺ほんまに何も判らないんで、一緒に自転車屋来てくれないですか?」
か「おk」
数日後
ク「これとか、見た目最高っす・・・。これにしようかな」
か「いやいやこっちのこれにしましょwwwwすげーかっこいいっすよwwwwww」
ク「・・・?いや、これはなんか、難しそうですし・・・?変速がおかしな所に・・・」
か「昔の奴は全部こうだったんすよ!?wwwwレトロwwwめっちゃいいこれwwww」
ク「いや、ちょっと今回は・・・これにします」
か「あ、はい・・」
ケース7 しんちゃんの場合~知らんよ~
し「海王さん、ロードバイクって面白いですか」
か「うーん?まぁおもろいっすよ」
し「ちょっと自分もやってみようかなって」
か「ふーん」
数日後
し「ロードバイク買いました!」
か「え?あ、ああ、そうなの?」
し「はい!おじさんに連れて行って貰いました!」
か「おじさんwwwwかっけーwwwww」
ケース8 姉御の場合~久々にワロタ~
姉「最近ロード皆乗ってますよね」
か「そうっすねえ。実際多すぎてちょっとびびるっていうか・・・引きますね」
姉「ちょっと僕も乗ってみたいです」
か「あ、じゃあ今度ツーリング行くとき一緒にいきます?」
姉「いやーでもまだ持ってないですし、高い買い物なんで・・・」
か「(めっちゃまともやんこいつwwwwwこれだよこれwwww)
レンタサイクルとかでロード乗れますよ」
姉「まじっすか!調べてみます!」
という訳でね。
まぁ実はこれ以外にもぎょーさんおるわけですが
今回はこのメンバー、海王含め9名でのツーリングとなりました。
9名て。弱虫ペダルでも6人なのに。
ちなみにおじさん以外は全員うちの部署の人間です。姉御はれっきとした男です。
海王は何度かツーリングもしてみてるし、今回の淡路島も走ったことあるコースなので
人数はそこまで気になりませんでしたが、これが初めて行く場所とかになるともうほんと無理。
基本的に多人数行動嫌いなんですよ。
誰がどこで何してるのか、把握出来ないのが面倒くさいと言うか、気に入らんのです。
僕らの場合は皆で仲良く走るってより、一人ひとりが好きなペースで走ればいいと言うコンセプトなので
海王とかはガーっと自分の限界を確かめに行ったりしますが、慣れてない人はやはり
そこそこのスピードで後ろのほうを走ったりする訳で・・・。
これが5人とかまでなら、誰がどこにいるとか確認も容易いのですが
9名て。
しかもそのうち5人がほぼ未経験者て。
余りにも無謀・・・あまりにも無計画でした。まぁそこが癖になるんですが。
一応その中では一番自転車歴のある海王が引率的な立場なのですが
根っからの面倒くさがり&放任主義&トラブル大好きな海王のおかげで
寺生まれのYさんはヒザが最後爆発し
クリリンはふくらはぎが序盤で爆発し
タッキーは中盤でヒザが爆発しリタイヤとなり
おじさんは後ろの方でしんちゃんと姉御と楽しくお喋りしながら尚且つちんたら走っており
追走してるメンバーのペースを乱す&全体のペースを著しく遅れさせる&車の邪魔(並列走行はマナー違反)
の挙句数少ない経験者でありながら(喋ってるせいで)後続軍団のトップを走り、前が見えない程遅れている為
後続メンバーを全員引き連れて道を間違え、しかも休憩時間が一人だけ異常に長い
と言う七つの大罪をコンプリートしていました。
各自好きなペースで走っていいけど人の邪魔をすんなよと。
そして前に比べて遅れまくってんだから余裕こいてないでちょっとは急げよと。
更にまぁ遅いのも休憩長いのもおじさんだから仕方ないけど道を間違えるなよと。
いう訳で惨憺たる結果になったのでした。でも楽しかった。
途中リタイヤしたタッキーとおじさんに絡まれた人たちは少し可哀想ですが、これに懲りずに頑張っていただきたい。
でも海王的にはもう大人数でのツーリングはほんと勘弁願いたいところです。
基本的に放任主義でやってみましたが、やはり思いのほかめんどくさかったです。
やっぱり弱虫ペダルは正しかったんや!
ツーリングなら2人~6人が良いですね。それ以上だとちょっと収集つかないですね。
まぁ周りにちょっと数えるだけでも20人くらいロードイバイク乗ってるので
皆さんは、それぞれそれなりに楽しくツーリングに行かれたらいいんじゃないですかね!?
海王はもう少し仲間感のある人たちと細々と活動して行こうと思ったのでした。