あーあーエマージェンシー、エマージェンシー（挨拶
「ああ、ちょっとここのシフトなんやけど・・・（・ω・）」と深刻な表情。考える人のポーズで。
なんでも人が減ったせいで石仮面が休み取ってる日、入れる人がいないんだそうな。
僕は週５って事でもう既に決まってて、数少ない休みの日にぶち当たってしまった状況です。
ふーん、大変ですね。頑張ってくださいとはいえないのがアルバイトの辛いところ。
「海王君、今週５って事で入ってもろてるんやけど・・・（・ω・）」
「ああ大丈夫ですよ。どうせ試験終わったら午前中授業ばっかりですし。」
「ホントー、助かるわ。じゃあよろしく（・ω・）ｂ」
とか言ってた海王＆店長なんですが
なんで僕週６でノーマルになってるんですか？
おかしいやん。間違ってるやん。
石仮面週２やん。
まぁいいか。サンタやってくれるって言うし。
「石仮面さんサンタやってくれるそうです（・ω・）」
とかいきなり店長に言われてびっくりしましたからね。
意外と頑張るなぁ・・。それとももしかして石仮面もアレなのだろうか。
ていうかやんのかよ！！
いやですって言えよ！
遠慮すんなよ！
俺がトナカイで石仮面がサンタとはどういう了見だよ！
まぁ絶叫したところで状況は変わりませんけどね。
てかHPにこれ書いたせいで各方面から凄い盗撮されそうな海王＠生徒会長。
既に盗撮予告が二件入ってます。
なんかもうそのせいで海王はコスプレマニアだとか
海王はロリコンだとか物凄い言われようです。ロリコン関係ないじゃん！
いやまぁ違いますけど。
おかげで今日バイト中に
「あぁスネークそこのフライドチキンとって。」
と無感情に呟いてしまい
「は？スネーク？」
とか言われてしまう始末。スネークって何ですか？と。
僕は適当にメタルギアのスネークに似てるから間違えてしまった。
と物凄く苦しい言い訳を考えましたが、結果逆効果で
このサイトがバレる危機に陥りました。
なんとか実は昔の友達の仇名だとかいって冗談チックに誤魔化しました。
ふぅ、こんな場所知り合いや身内にバレるわけには行きません。
もうバレてますが。
さてさて、時間は戻り今日の朝。
僕はね。休日なのにバイトが入ってる事に愚痴一つ溢さず、前の日早く寝て
今日はゲーセンに行く予定だったんです。
しかし、寝ている僕に母が「今日あんたラオウ昼過ぎに来るから家にいといて！」と必死の形相。
ああ、お母さん僕を殺す気ですか。と思いつつ了解してしまい。
もう一度寝て起きた時に事態のヤバさを思い知ります。
や、やばい。
ラオウとは海王家の長男にして最強の男。
もうほんとやばい。
僕は先ず部屋を片付けて見つかったら危なそうなものを隠します。
実際探してみるとそんなもの一つもなかったわけなんですが
激しい焦燥感が募ります。
え、ちょっと待てよ。て事は僕がバイト行くまで二人きりですかお母様。
そうですか・・・昼過ぎから二人きりでその後バイトですか・・・。
僕は命の危機を感じざるを得ませんでした。
家に誰もおらず出掛ける事もできない。ただ待つ。座して待つ。
しかし、めっちゃ急いでご飯食べてお風呂入って用意して待っても一向に来る気配がありません。
おかしいな・・・。待つのも疲れたな・・・といつでも出迎え出来る準備をして
部屋で休んでいました。
すると、何時間かしてバイクの音が近づいてきます。
あれ、おかんやんか。どうないしてん。
結局ラオウ来なかったわけで
僕は二人きりで過ごす悪夢のような時間を想像していたのですが
なんとかその状況は避けられた様子、良かった・・・。
しかし意気揚々とバイトに向かった僕に、また新たな恐怖が芽生えます。
帰ったらラオウがいるのか・・・と。
頭に過ぎる不吉な想像を振り払って勤務終了。
戻る前に、保身の為デザートを五個ほどかって帰ります。
ドキン・・・ドキン・・・。家の玄関を開ける手が震えます。
「ただいまｳﾞｫｴｱｰ。」
と帰ると、部屋には笑いの金メダルを見てバカ笑いする母と眠そうにＰＣゲームしてる父。
「あれ、ラオウは？(･´ω`･)」と聞くと
「あーなんか遅くなるってー。まだ○○にいてるらしい。」
との事。なぁんだ。まだ帰ってきてませんか。そうですか。
てことはもうすぐ来る((('Д';)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
僕のガクブルの甲斐あってかまだ着てないわけですが
今か今かと恐ろしいです。
というかいきなり着てこれを読まれたらTHE・END。
海王という人物の物語が終焉を迎える事でしょう。
それだけは避けなくては・・・！
僕の体はどんな状況でも寸前に強制終了コマンドを実行できるよう
神経が準備しています。
そういう事で、もう神経がズタボロな海王は明日にでもゲーセンに行こうと思います。
バイト減らしてくれ・・・（魂の雄叫び