なんかPCが物凄く重い海王です。
皆さんはこのお暑い中いかがお過ごしでしょうか。僕は寝不足がたたって死にそうです。
今日は学校に行ったのはいい物のなんていうか短縮授業というヤツでして
期末考査終了から夏休みに入るまでは四十分の授業が三限あるだけで帰れるのです。
すばらしいシステムですよね。
なんで期末終わって即夏休みじゃないんだよだなんて優等生の僕は口には出せないのですが、ほんと、そう思うよ。
二学期の勉強て・・・。
二学期の勉強は二学期にするもんちゃうの!?
・・・どうやら違うようです。
学校ではテストの返却をしてまたクラスの連中が
「なあ、お前何点やった?何点やった?」
「俺欠点やしー。ははっ。」
などとワイワイ騒いでおり、それはもう偏頭痛も起ころうと言う物でした。
ちなみに欠点は赤点とか39点以下とかそういう意味です。
「なぁ、海王何点やった?何点やった?」
とどうでもよさげに聞いてくるクラスメイトに黙って自分の点数がデカデカを書かれた紙を差し出します。
その直後の、バイト先で掃除してたらトンボの死体を見つけてしまったときのような友達の顔を見るのがたまらなく好きです。
中学の時もう少し勉強していればよかったなぁと思いました。
家に帰るとすぐに制服を脱ぎ、動きやすい服装になったところでPCを立ち上げます。
|PC|m(、、m)カタカタ
|PC|<ウィーン (・ ・ )ン?
|PC|<ガガガガ (・・;)
なんか重ッ!!
というワケです。参っちゃうなぁ・・・。
バイトまで数時間しかなかったのですが寝ときました。
相変わらず目的の時間になっても「もういいや」と呟きながらタイマーを五分ほど遅らせてまた寝る海王ですが、出勤十分前ともなると話は別です。
「やべぇ、やべぇ!!」と呟きながら急いで用意して家を出ます。
まぁ三分後にはもうついてるんですが、またバイトか・・。もう嫌だな・・。と思いつつ出勤登録を済ませます。
もしバイトをサボったらどうなるのかをシュミレーションしたりして時間を潰していると、一人のおじいさんが。
最初なんか変だなって思ったんです。普通じゃないな、と。
でも、何がおかしいのか良くわからない。
街中で普通に見かけるおじいさんである事は間違いないのですが。
帽子、眼鏡、風通しの良さそうな半そでのシャツ、通販で売ってそうな自転車・・・。
ん、自転車!?
ちょまて、まて。オジン。お前やお前。あんな、なんつーかな。わかるやろ?
と頭の中で暗黒のフォースを送り続けましたが、おじいさんのオーラ力が強すぎるのか電波が届きません。
子供がレジの前に立って、店の奥の方にトコトコと自転車を押していくおじいさんと僕を交互に見ます。
それはもうすんごい形相で交互に見ます。
嬉しいとか、いけないんだーとか、そういうレベルじゃありませんでした。
ただ、唖然。イレギュラー。在りえない映像。店員なにしてんだ。店員おいあいつ自転車持ってきてるよ。なんとかしなよ。自転車だよ自転車。
と無言で訴えかけてきます。
なこたわかっとるんじゃ!!
でもな、俺が言うんか?マジ?はっ、だってあんた、相手おじいさんだよ?
なんていうか、自転車が入ってきたからどうという問題じゃなくない?
そりゃ駐輪場までいちいち作ってるんだから止めるのは当たり前だと思うよ。でもね?いや、ボーズ落ち着けよ。俺の話し最後まで聞けよ。
おじいさん自転車を店内に持ち込んだからって別に何が起こるわけじゃあぶつかった。
輝きを増す子供の瞳。
「あのォ。
すみません、お客様・・・。」
まさか自分がネタで使ってたセリフを本気でやることになるとは思わなかった。人生で一度も使うことはないだろうと思っていた。
その後僕は、どや、お兄ちゃんかっこええやろ、と暗黒のフォ−スを送ったのですが
子供はアイスコーナーによじ登り、与えられた100円で何を手に取ろうか吟味している最中でした。