教習風景3
はい。と言う事でね。今日は学科教習の内容なんですけども。
人を轢き殺しそうな時どうするのがベストか?ってな感じでしたねー。
場面毎の状況がどーのこーので、標識を見てあーだこーだでした。
そして、この日僕が学んだ事は学科授業は試験問題を少しずつ暴露する時間だって事。
面白かった事と言えばスクリーンで実際の運転映像を見てるときに
後ろの方の席のやつがくしゃみ止まらなくなって、途中から数えたら八回くらいしてて
授業終わり際に教官に怒られているって事くらいでして。はい。僕としてもどうしようも。
教習風景4
と言うわけでね。初!ドライブですよ。初!ドライブ。むしろドライヴ。
まず配車券とか言うのを出して、それ持って指定された番号の車のとこで待っとくんですけども
初めて車を運転する授業(技能教習って言うらしい)を受ける僕とは違い
近くの車で待機する教習生の皆さんは、手馴れた手付きで運転席を操作し、トランクをバコっと開け、
荷物をドサっと入れ、そして教官が来るのを待っておりました。
僕は一人、そんな操作も知らないし間違うと恥ずかしいので、初心者丸出しで荷物と一緒に待ってました。
で教官はなんかねちっこい喋り方をするけどいい人そうで
僕は頬を紅く染めながら「あの、は、初めてなので、優しくしてくださいっ・・・」
と言うと、教官も頬をほのかに紅潮させて「大丈夫、僕がリードするから安心していいよ」と、
なんとも頼りがいのありそうな返答をしてくれたので、僕は頬を・・・頬はもうどうでもいい。
最初は助手席に座って教官が車を動かすのを見ます。正直意味がわかりません。っつーか見えません。
助手席には教官が咄嗟に押す用のブレーキがあったので、興味津々で聞いてみました。
「あの、教官・・・。教官のって、とっても大きくて、硬そうですね・・・」
「うん、踏んでもいいよ。優しくね」
「は、はい。・・・ん、なんだか、変な感じがします。踏むたびにビクビクって・・・」
そうこうしてる内に最初の練習場に到着したので、場所をチェンジ。
で運転変わって、進んで止まって戻って止まって、また進んで〜〜の繰り返し。
最初とかまだ加減がぜんぜん判んなくて
「あっも、もっと・・ゆっくり・・・っっ!!」
「ああっ!」
がくがく
なんて事になっちゃいましたしね。アクセルの踏み加減がやたら繊細で面倒臭いです。
いきなり道に出て練習しようとか言い出されてビビるし。
普通に曲がるのにハンドル回すのも、横で見てる以上に難しかったです。
よく運転してる最中に「自転車だったらどんな風に走る?」って聞かれて
あーこうするなぁとか思ってるとイメージ掴み易くてやりやすくなりました。
んで止まってるトコから発進する時も、実際自分の声で安全確認しろとかなんとか。
なるほどそれは確かに重要ですね。
「ん・・ひ、左よし・・・右、後方よし・・・・」
「もっと、おっきな声出して・・・!」
とか怒られましたけども。
長いストレートになると、決まってギアチェンジの練習に使います。
「それじゃあ・・・サード入れるよ。ゆっくりと、力抜いてね・・・」
「だ、だめです教官っ。そんないきなり・・・ああ!・・は、はや、すぎますっ!教官!!」
「ホラ、もっと自分でもクラッチ使って・・・そう、いい感じだ。上手だよ、海王君・・・」
「教官っ、もう許してください・・。このままじゃ、も、もう・・・」
「カーブの前でブレーキ踏んでね」
「はい」
最後のほうは教官もノリノリでした。
しかもなんか途中からヒートアップしてきたのか
「ちょっと、半クラッチしっかりしないと安全に発進できないって、何度言えばわかるの?」
「ごめんなさい」
「あのね、あんまりカーブ曲がるのが下手糞だと事故っちゃうってわかってる?しっかりしてよ。ほんと」
「ご、ごめんなさい」
「もう、さっさと3速入れなきゃ。いつまでトロトロ走ってんの?」
「ご、ご、ごめんなさい」
「ほらまたブレーキ忘れてる。そんなので路上走れると思ってるわけ?」
「ご、ご、ご、ごめんなさい」
「ま、まぁ、初めてにしては大分上手い方だけどね・・・」
「ちょwwwwwwツンデレwwwwwwwwwww」
↑(割とマジ話)
えーとなんだっけ。
とりあえず絆の方が簡単とか言ってごめんなさい。
生意気言いました。大体絆とか言って、結局はどんだけミスっても死なないじゃん。
こっちは足の力加減少し間違えただけで死ねる世界にいるんだなーって実感出来ました。
ほんでアクセルの微妙なコントロールが難しくて、でも出来ると面白くて、なんか癖になりそう。
帰り道は自転車こぎながらひたすらイメトレしてましたとさ。
なんと言うか、当初の予定に反してぜんぜんダメダメだったので、なんか腹が立ちます。
こうも難しいもんかーと、楽観視しすぎてた自分にも腹が立ちます。
なので次は出来るだけがんばるねんヽ(`Д´)ノ
あと運転中全く緊張しなかったのにも意外でした。
助手席と運転席だと世界変わるんだろうなー、とか思ってましたが、動かしてみると「普通じゃん」って感じで。
でも対向車とか信号とか標識とか横断歩道とか歩行者とかあると全然世界違うんでしょうね。
取り合えず車の運転は楽しいって事ヽ(´ー`)ノ