めっ、目がァ!目があああアァァァ!(うるさい
海王です。
今日朝起きたとき、珍しく元気で自分でもちょっと驚きました。
と言うのも、先週明けからこっち頭痛、発熱、鼻水、咳、セクハラ、家賃滞納、不幸の手紙など
いろいろな症状に苦しんでおり、しかも勉強しなくちゃいけないため昨夜遅くまで起きていたのに
なぜかこうパッと目が覚めたあと、クルッとジャンプして起き上がって(実話
(頭とか
って感じになってたんですが、咳だけはあんまし治ってなくて喉が痛いです。いや、なんか冗談じゃなく。
その後は、しかし痛みはなくなっても眩暈がかなり酷くなってて
もう目が覚めたときのミラクル元気っぷりは何処、ボーっとしておりました。
さっぱりすると思ってお風呂入ったら余計寒くなり、お前アホやろ
としらふの自分がまだ俺をバカにしてきて、おかげで目が覚めました。
時計を見るとアラ大変、もう家を出てもいい時間です。つまり、遅刻しそうだ!
僕は焦りました。かなり。そして考えました。
どうしよう、この状況はかなり苦しい。普通に最低限の準備して出てもかなり遅くなるコース確定だ。
くそぅ、早めに起きて学校で勉強するつもりが・・・いや、今はそんな事はいい、メシだ。メシ。
朝ごはん食べないとおなか減るしなぁ。しかし食うと絶対遅刻だし・・うーん。
あ、そうだ。
トーストを銜えながら「遅刻遅刻!」って言いながら学校行けばいいんじゃね!?
天才。
と言うか、朝この神業に気づいて実行しながら思ったんだけど
女学生が冒頭でトーストを加えながら「遅刻遅刻!」と言って家を飛び出す
↓
イケメンだが作中ではあまりモテない将来の旦那とブツかる
↓
パンツを見られる
↓
実は転校生だった
↓
ツンデレ女学生と何故か親しくなる
って言う一連の流れは既に桃太郎並みに日本人に刷り込まれてると思いますが
なんでここまで定着してるんだろうかと疑問に思ったわけですよ。
たぶん海王が最後に見たのがセーラームーンだったかと思いますが
当時幼稚園児だった僕の脳裏にはかなり克明にその様子が刻まれました。
でも別に将来の旦那とかパンツとかは一切ありませんでしたが。
で、もう一回よく考えたら、エヴァの最終回も確かそんなだった。
でもあれを見た時は既に「あるあるこのパターン( ´_ゝ`)」って感じだったので
恐らくもっと以前から刷り込まれていたはずなんですが・・・てか当時小学生なんですが
なんでしょうか・・このパターンって誰に教えられるものでもなく、本能なんですかね。
とりあえず、僕は曲がり角で誰とぶつかる事もなくテストを受けに学校へ向かったのでした。
もちろんパンチラもありませんでした。
学校で意気揚々とその話をしたら友達に阿呆な子を見るみたいな目で見られましたが
いや、やってみればわかりますって。これほど合理的な行動もないですって!
と必死に説明すればするほど部屋の気温が下がるのでいい加減にしときますが
なんだかんだで勉強してなくってもそれなりに判る試験にうんざりですよぼかぁ。
で、次の日。
お給料入ったので無駄遣いしようと、朝からコンビニへ行きました。
いろいろ買いました。
そして、サイフを忘れたことに気づきました。
「マネージャー、僕サイフ忘れちゃったみたいです」
「え、お金貸しましょうか?」
「お願いします」
d('ー^*)⌒☆
学校へ着いて黙々と勉強して、試験最終日もなんとなく終わりました。
僕は特に何をするでもなく家に帰り、そして寝ました。
バイトの時間になりました。
行きました。
お金を返そうと思ったらマネージャーはいませんでした。
そして黒ネコがここ最近ファミマに住み着いています。
で、今日はモチ子とだったわけですが、モチ子は唯一バイト先で僕と同じ学校なので
いろいろと共通の話題があるおかげで時間つぶしには苦労しません。
別に他の人でも苦労してませんが。
なんかね、中学生がいるんです。それも四人組。
でファーストフードを全滅させて帰っていくわけです。
たぶん計8回くらい着ましたね。
全部いっぺんに買ってさっさと帰れと言えないのが店員の辛いところですが
「ほんまあいつら・・・ほんま」
と僕は核心を突かないように愚痴を零しました。
そんなこんなで、今日は久しぶりに日記を書いてテンションが上がり気味なので
海王が調べたコンビニの謎を解明していきたいと思います。
怪奇現象・・・
およそ人の所業とは到底思えないような不可思議な現象が、この世には数え切れないほど溢れている。
それは現代社会の中のごく身近な部分にも存在している。
今日は私が徹底的に調べ上げた、こんにちの日本を作るうえで重大な役割を担っている
コンビニエンスストアの店員に協力を要請し、怪奇現象の謎を追うことにした。
恐怖!一人づつ並ぶ子供・・・
にわかには信じがたいかもしれないが、幼い子供になるほど、同じ商品をきっちりの値段を持って、一人ずつ並んでくると言う事が、コンビニでは比較的よく見られるのだ。
一度に全員並ぼうが一人ずつだろうがやる事はまったく変わらず、ただ時間だけがかかり、店員は無駄にイライラする事しか出来ないというのは動かしがたい事実だ。では、彼らはなぜ、あのような行動を取るのだろうか・・・?私はひそかに連絡を取っていた、某ファミリーマートS店のK君に連絡を取ることに成功した。
彼は私との対談でこう語ってくれた。
「いや、最初はうそやろ!?って思いましたね・・ええ。わが目を疑いました。
最初は僕もちょっと可愛げがあっていいなぁって思ったんですけど・・はい。
それがもう七回目ともなると、流石に怒りを通り越して疑問だけが頭に残りましたね。」
・・・お分かりいただけただろうか。七回も来るのだ。
つまり、五人の集団なら彼は三十五回も同じ作業を繰り返すと言う事になる。
やはりこれだけの作業を意味もなく子供が、しかも自主的にやるとは私には思えない。
そこで、一つ説得力のある仮説にたどり着くことが出来た。
それは、もしや子供たちは我々には見えない何かに導かれているのではないかと言う説だ。
思春期に入る前の少年少女は、本来なら見えるはずのない何かが見えている事が多いと言う。
例え彼らがその自覚がなくても、何者かの手によって強制的に一人ずつ並ばせられている可能性はかなり高いと言わざるを得ないと言えるだろう。
では、その正体とはなんなのか。それは恐らく、自分で物を買いたかったのに、それが適わずに死んでしまった子供の霊なのではないか。
K君の住んでいる町は第二次世界大戦中焼け野原になった場所でもあり、やはり逃げ遅れたり爆撃の被害者となってしまった人々も多く眠っているはずだ。
私は、一人ずつクソ丁寧に並ぶ子供達を見るたび、戦争の爪痕を垣間見るような気持ちだ。
恐怖!作っても作っても増えないファーストフード
これもまた、一般人が聞いても「そんなバカな」と一笑に付される物かもしれないが
本当にこういう現象がコンビニでは起こっているのだ。
強盗に取られたのでなければ店員が捨てているわけでもない。
その時の様子をK君はこう語っている。
「いやね、僕は暇だったんでずーっと揚物をしてました。でも、数十分経っても一時間経っても、
ファーストフードが満タンにならないって事に気づいたんです。
慌てて作成表を・・・あ、これがその作成表なんですけどね、これを見ました。
すると、つい数分前に作ったはずのフライドチキンやなんかがもうなくなっているんですよ。
本当に、狐にバカされたような気持ちの悪い気分でした・・・」
・・・お分かりいただけただろうか。彼はファーストフードを作っていただけで、一度もお客の相手をした覚えは無いと言う。ひとりでに消えていくファーストフード。彼らはいったいどこへ消えてしまったのだろうか。
恐怖!トイレから出てこないおじいちゃん
私が取材でファミリーマートを訪れた時、小用を足そうとトイレに行ったら鍵が閉まっていた。
誰か入っているのだろうと思いその場は我慢する事にしたのだが、取材が終わってから向かっても
また鍵がかかっている。そこで私はふと疑問に思った。この中から誰か出てきただろうか?
私は常にトイレのドアが見える仕事で取材をしていたから、誰か出てくれば判るはずだ。
もちろんトイレばかり見ていたわけではないが、視界に入っている以上
先ほど邪魔をされたと言うのが頭に引っ掛かっている状態なら、視界に入れば十分確認できるはずだ。
だが、誰も出てきていない。
私が取材していた数時間あまり、この中の人物は一切ここから出ていないという事になる。
私はドアをノックしたが、反応はない。声も掛けたが、何もなかった。
慌てて店の人間に聞いてみると
「いや・・・実はお昼頃から何時間も出てこないんですよ(・ω・)」
と言う。これは、なにかあるに違いないと思った私はドアを無理やりにでも開けようと思ったが
私がドアに触れる瞬間、中から水を流す音が聞こえ始めた。
待つこと数十秒。ドアから出てきたのは一人のおじいちゃんであった。
彼は、さも今しがた用を足しにコンビニへ立ち寄ったとでも言わんばかりの表情で我々を眺め回した後
颯爽と店の外へと出て行ってしまった。
私は漏れなくてほっとした。
お分かりいただけただろうか。
ここにあげたのはほんの数例にしか過ぎない。
世の中には、まだまだ我々の知らない恐怖が隠されているのだ・・・。
もしかしたら、次に怪奇現象が起こるのは、君がコンビニへ寄った時かもしれない・・・。