細木数子はツンデレ(挨拶

そんなこんなで文化祭も無事終了し、疲労困憊な海王。

生徒会室と呼ばれる部屋でひたすらクロマティ高校の一巻を読みふけっていたわけですが

これじゃイカンと思い、帰る事に。

友達数人と、今日はカラオケ行く行かないと言う論争が勃発しているにも関わらず帰るのもアレですが

そもそもしんどくてもう何がどうなってもどうでもいい状態だったので

無駄にクロマティに費やした時間を悔やみながら生徒会室を出るわけですよ。

そこで何故かクラスの女の子と鉢合わせするわけですよ

「あー、海王今日の打ち上げ来るやんな?」

え?そんなんあんの?」

「七時に○○(焼肉屋さん)集合やでーっ」

・・・・・・・・・・・

(゚д゚)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

い、行きたくねぇー!!

「ウンワカッタ。イケタラナ」

と追い返した物の、海王の行きたくなさはMAX。

「い、行きたくねぇー!」

と言う叫びを友人に聞かれるのも構わずにサボる口実を探します。

どうしよう・・・どうしよう・・・・行きたくない・・・・厳密に言うと金を使いたくない・・。

今さっき何がどうなってもどうでもいいとか書いておいてなんですが

クラスの打ち上げの為に金を使うのだけはイヤだ、と言う防衛本能が働きまくってます。

いつの間にか

A クラスの打ち上げに参加する
B 仲のいい友達数人と徹夜でカラオケする

と言う選択肢が。っていうか二択なのかよ

等とノベルゲームの主人公は死んでも口に出来ないので、僕もそれを見習う事にしました。

まぁ普通に考えて友人とカラオケ行く方が遥かに楽しいし微妙に安く着くんですけども

結局クラスのほうを優先する事に。

だって友達とカラオケ行くのはいつでも出来るけど、僕がクラスの子とゴハン食べるなんて

この機を逃したら一生訪れないでしょうからね

一度くらいやしええやろ、と言う事で行ってみました。

するとどうでしょう。すっ少ねぇーっ!!

なん、なんだよこれ!打ち上げじゃねぇ!こんなの打ち上げじゃねぇじゃねぇか!!

なんていうの・・・もっとこう・・・・・違うだろ!これ!!

これあれじゃないか!!どっちかって言うとコンパじゃないか!!

まぁいいか。コンパ。

と言う事で少数精鋭で食べ放題の焼肉をする事になった一行。

まずやらなければならないのが食材を運んでくる事なのですが、

焼肉屋の癖に寿司とかオムレツとかあって楽しい所です。

バイキング形式でとって行って、焼いて食べるのは自分の所って感じでした。

まーそっからはもうほとんど覚えてない内容のトーク等で盛り上がったり盛り下がったりして

僕が余りにも美味しいチャーシューを大量に持ってきたら

海王それぜってー食えねーって(爆

と女の子が囃し立てるので、よーしパパチャーシュー一気食いしちゃうぞー、と思い

箸に手を伸ばしたら、既に皿の上のチャーシューが三分の一になっていたとか言うアクシンデントもあり

中々飽きさせない打ち上げでしたよ。ほんと、やってくれますよ・・・。

後はそう、皆残そうとするもんで

「よーしパパ全部食っちゃうぞー」

と今度は真面目に肉を処理します。女がアイス食ってる横で

おかげで海王はお腹パンパンになり、デザートどころか歩くのもままならない状態でした。

店を出た後はこの後どうするー会話が繰り広げられ、お金ない海王は一抜けピーする事に。

いやもうほんとしんどかった。色んな意味で

結局その日はすぐに寝て、次の日もずっと寝てて、夕方からバイトでした。

ほんとは文化祭の余韻に浸りながら爆睡決め込むつもりだったのですが

なんか石仮面が色っぽい声で哀願するので仕方なく行く事に(表現には一部誇張されている部分があります

夕方から次の日の朝までカラオケ行こーと言う話

んでバイト先に行ってシフトを確認しようとすると・・・あれ、石仮面おるやん

「石仮面、いるじゃん」

と言うと

「え?あぁ、あれサンタナなんですよ。言ってませんでしたっけ?」

だと。

言ってませんでしたっけ?じゃねぇよ!!

いいですけどね、別に。

そんで、最近の日本情勢に詳しい人にはピンと来ると思うのですが

やたらと店内に「キム兄のご飯」の宣伝が流れてるんですよ。

あまりに暇だったので、石仮面に「なぁ、うちの学校にキム兄って呼ばれてるヤツがいてな・・・」

とキムについて喋りまくっていたら、何故か目の前に現れるキム。

「あ、これがうわさのキムだよ。ワハハハ」

と指差す僕と、なんか吹き出す石仮面

おいおい、いくらキムの顔が面白いからってそれはないんじゃないのか?

と思いつつも、爆笑し始めると手がつけられないので石仮面は放置です。

しかしいつもの濃いリアクションを期待していたのに、なんかキムはボーっとしとります。

うーむ、なんだろう。と思いつつもビール片手に店を出て行く友人を追うのもどうかと思い見逃します。

結局僕の退勤寸前にまたビール買いに来るキムですが

「おぉなんや、やっぱ海王さんか」とほっとしたような表情。気づいてなかったんかい

まぁそりゃ学校とバイト先とじゃ僕は人格全然違いますからね。

オマケに最近は学校では眼鏡つけてるし、もうなんかそれだけでも漂うオーラって言うか

身に纏っている小宇宙からして違いますからね。

そりゃ別人だと思ってしまうのも無理のない話でしょう。

九時になって意気揚々と店を出たら誰もいなくてちょっとショックだったのはまた別の話ですが

急いで家に帰り、適当にご飯を詰め込んでまたカラオケへ直行。

いつものカラオケ屋さんの前でキムと合流すると、すっかり出来あがっちゃってます。

話によるとなんか連絡が行き届いておらず、一人七時に集合しても誰もいなかったので

仕方なく焼き鳥屋さんに入って飲んでたそうです。

お陰で色々吹っ飛んだよ、と言うキム。それは置いといて中に入る僕。

当初六人くらいで入って部屋二つに割る予定だったのですが、まだ二人しか着ておらず

とりあえずフロントで店員さんとのやり取りを例によってAボタン連打で飛ばして部屋に行きます。

その後、続々とメンバーが来るかと思いきや結局二人来れなくなって、四人で細々とやってました。

相変わらず中のネタなんかないんでカット。

とりあえず朝の五時くらいに終了して、そのまま帰るのもアレって言うかおなか減ったので

近くの丼屋さんに直行。車なんかほとんどいないので自転車で車道を爆走して

後ろから来た車に轢かれそうになりましたが、なんとか到着します。

で、えーっと牛丼とか食べたんですが。

当たり前のようにネタなんかないのですが・・。

あれかな、敢えて言うとすればネタがないのがネタ・・・なんちゃtt