暑さに目が開いた。

セミの鳴き声が支配する小さな部屋の布団で時刻を確認する。

海王は、バイトに行くまで十分な時間であるのを確認して満足した。

しかし問題なのは、海王の体力の方である。

いや、気力かもしれない。




連続ネット小説   海王記

この物語はフィクションであり
   実在のいかなる団体・個人とも一切関係ありません。
















いや、やりませんけど
(挨拶



海王です。

旅行行ってきましたよ旅行。もう思う存分現実逃避してきました。

でも結果としては全身筋肉痛でしかも欲しい物が無駄に増えただけなんですけどね。

なんでもU−PARAとか言う時間制遊び放題施設に行って参りました。

ゲーセンチックな場所だったり軽いスポーツも出来たりで

暇な貴族が時間を潰すには持ってこいの場所だなオイと。

ちなみに海王は

「初めてな癖に身分証明書もなしかよ。舐めんなよ?てめー。
ビジター登録で高い金払って帰りやがれ。」

と言われ、僕は仕方なくビジター登録と言うやつをしてきました。

普通は数時間とか一日とか何時まで〜とかのパック制で料金を取られるそうですが

僕はなんと十分毎に請求額が上がっていくというカイジもビックリな展開

ちゃぶだいか亀があれば僕は勢い良くひっくり返していたと思います。

でもとりあえず、一般市民の僕は仕方なくその悪条件に承諾し、遠藤さんの持ってきた判子を契約書に押されるのでした。

とりあえずやったのが何故か卓球

僕は何故こんな場所に来てまで卓球をしなければならないのかと連れの友人に聞きましたが

別にいいじゃんと軽く流されました。ボクシングならフェザー級です。

その後何故かバスケに熱狂し、汗だくになったところで僕は一人格ゲーで技を出す練習をしてました。

波動拳と昇竜拳と大蛇薙を覚えました。

でまぁその後はエアホッケーで少しヤバいテンションになってから帰ります。

その頃には僕の借金は千八百にまで跳ね上がっており、嵌められた感バリバリで帰りました。

ともだちは せんえんでした まる


ちなみに、兵庫の旧友の家に泊まって遊ぶだけのツアーだったわけですが

ゲームがACと三国無双しかない事が判明。

これではいけません。何故いけないのかと言うとACなんかやり飽きており

三国無双に至っては海王が九割方迷子になるのでお察しです。

という事で、二人で中古ゲーム屋に行って買うことになりました。

と言っても、海王と友人、全然意見が合いません。

あっちが義経やら新撰組やらデビルメイクライ3やら言ってる時

海王はEVE ZEROとセガ本体を買おうとかTHE・軍人将棋を夜通しやろうとかシスプリコンプリートしようとか言ってます。

そんな二人の意見が合うはずもなく、話しは次第に海王のSEED嫌いから現代っ子の旧ガンダム批判へと移り

最終的には「もう、これでいいか」とシーマンを買う寸前まで追い詰められていました。

まぁ結局海王が妥協してSEEDの謎なゲームを買い、帰路に着きましたとさ。

やってみるとめぐりあい宇宙のパクりにしか思えなかったわけですが。

とりあえず暇を潰すには丁度良かったです。

そんなこんなで家に帰ろうと友人宅を出てみるともう辺り真っ暗

電車は最後の快速を逃して各停でちんたら帰ることになりました。

とりあえずデジカメでも買おうと思います。

で、何日も前の事を日記に書いてたら面倒なので、やめようと。

明日からは二連休だよ、おい。どうするよ(微笑みながら脇腹をつつく

まぁ遊びまくってたぶん全くやってなかった宿題が溜まってるのでそれをやるんでしょうけどね。

 スパイラル!
  ∧_∧   .ミ∩
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  人  Y/  ミ(   )
 し(__)   ∨ ∨彡