くだらないプライドとか、何の根拠も正当性もないポリシーだとか、人はそんな物を捨てきれない生き物だ。

そんな馬鹿な事して何になるの、と言われるような事をする理由は、誰にだってあるはずだ。

理由は、また人それぞれが持っている物で、他人に理解してもらうのは難しい事で。

けど自分が信じてやっている事なんかは、本当はどうでもいい事ばっかりなんだ、って

気づくのはいつも過ぎ去った日を思い出した時だけだ。

僕の場合は、自分を取り巻く物事に対して、楽観的になるのがとても嫌だった。

どうせこうなる。こうなったら嫌だからこうしておこう。そんな事ばかり考えていた。

それは、僕がまだ中学三年になって、仲の良い友達と別れて大阪に引っ越して来たくらいの時だ。

僕は一人、やる事がなくて暇だった。あまりに暇だったので、ベッドの上にうつ伏せになり

将来の事やなんかを考えていた。

勿論、当時の性格から、未来に待っているのは暗い所ばかりだった。

そして、自分の性格があまりに悲観的過ぎると言う事に気づいたのもこの時だった。

僕は一度、とても前向きな気持ちで物事を考えてみよう、と思った。

受験には成功し、高校に入ったら楽しいアルバイトを初めて、お金が一杯余ったら好きな物を買おう。

勿論、家の手伝いなんかもやったりして、色々感謝されたりするだろう。

毎朝いい気分で学校に向かい、幸せな毎日を送っている。

それまでの僕の考えていた人生観とは大分逸れた現実だった。

それを頭に思い浮かべている間、自分でもはっきりと判る位嬉しい気分になっていた。

頭の中がすっきりとして、風邪を引いた時に詰まってた鼻が一瞬でスースーし始めるような

清清しい気分だった。

それはなんと言うか「気持ちがいい」と言う表現が最も適切だろう。

だが、何故か僕はそこで思考を停めて、今まで通りの現実悲観者へと戻っていった。

現実なんてつまらなくて味気なくて、いつ死ぬかもわからないような曖昧な世界で。

自分に降りかかるのは面倒事でしかなく、そうは言いつつも生きていく為に働くのだろう。

そんな風に、悲観していた。

なぜそんな風に考えていたのかは、今となっては思い出せない。ただそれが当たり前なんだと思った。

自分だけが真実で自分だけが正しくて、それは世間のルールからはみ出してはいないと信じた。

今はどうだろう。

今はもう、生きる事が辛く、やる事すべてが面倒だなんて感じる事はなくなった。

世界中の人それぞれに正義と真実が存在して、それは決して他と交わる事のない志だと言う事も悟った。

全ての基準をゼロに戻して、自分と言う物を放棄し、出来うる限りの客観的視で現実を捉えたとき

僕は、自分自身の居場所を見失ってしまっていたような気がした。

中途半端に外の物と混ざって、しかし原型が僕自身だったかどうかもわからない混濁した思考。

最大級のプラスとマイナスに引っ張られて原点から移動出来ない自我に疑問を感じる。

そんな事を考えても仕方のない事だとは思う。だが、無駄な思考の中身こそがその人間に残された

ほんの僅かな、他人と自分を隔離する為の個性の元になるとも思う。

自分が何の感情も抱かない無味乾燥な人間だとは思わない。

しかし、何が正しくて、一体何が真実なのか。それは全く持ってわからなくなってしまった。

と言うわけでこんばんわ。何かカラオケ行ったら久しぶりに喉つぶれました!

就職試験が終わって開放感MAXな僕は「もうカラオケ行こう(゚∀゚)カラオケ」

と友人を誘いまくり、結果はいつもと全然代わり映えしない面子なわけですが

そこは気にしたら負けです。仲がいいから一緒に遊んでるのです。そうなのです。

で、何がいけないってちょっと調子に乗ってキー高い歌まともに歌おうとするから潰れるんだなぁと

実感した日でした。そういえば昔は今よりも声域狭くて何歌うにも必死でしたねー。いや、若かった。

と言ってもまだ今年序盤の事なんですが、今はもう例の尾崎だけ歌ってても

よっぽど変な歌い方しない限りは全然大丈夫な程にまでなっていた僕。

そう、何時間ぶっ続けでも尾崎だけなら全然いけるんですよ。

でも、問題はいつもの面子って事で、何が問題かと言うと同じ歌何回も聞かせるの嫌って事で

尾崎の新しい歌を仕入れてはこのメンバーの前で発表会するのが趣味だった男、海王。

でもなんかもうないのよ、尾崎

これは困るよ。だって歌うのってあとアニソンしかないんだから

尾崎の歌でこれはいいね( ´ー`)って思える物はもう全部覚えてしまい、アニソンに走り

で無理してハルヒとか歌ったりしてテンション上がりすぎて喉潰れると。

もうどうしようもないですね。ほんと。

こんな時、もっと小さい頃から音楽に耳を傾ける性格だったらもっと歌えるのになぁと思うものの

今になっても「イイ(゚∀゚)」って思える歌手さんがあんまいないのも事実。

悩みを相談したら「他の人見つけようよ(・ω・)」と言う至極最もな意見を頂き

アレコレ捜索して見ることにしました。

暫く学校とかに行っても「なんかいい歌手いない?('-'*)」と聞きまわる日々。

でも「バンプいいよ」とか「ミスチル好き。萌え。」とか僕にはイマイチわからないセンスの子が多くて唖然。

特に萌えの辺り。

そんで、今期の生徒会メンバーにして元柔道部にして我が学校随一のオープンエロにして数少ないオザキストにして音楽の時間アカペラで「I LOVR YOU」を熱唱させられ自転車で京都まで行って帰り死にそうになったり日本橋に(自転車で)行っては同人誌を五千円分買ってくるようなナイスガイ。

ことキムの言うには「浜田省吾が熱い」らしいので聞いてみた。熱かった。

これからはハマショーの時代だ(゚∀゚)と明らかにずれた論点で以って練習中。

てか声が渋いっすよね。まじで。昔から「声」って言う要素に弱い自分の特性を思い出した。

尾崎好きになったのも声に惚れたからだしなー。女の人の声優さんもかなりクる物があったし。

「え、上手いとかイイとか関係ないじゃん(・ω・)」って今更ながら自覚した自分南無。

要するに真似したくても出来ないもどかしさがジレンマなわけです。

僕の場合、何か自分に響いてくる作品を見る、聞くなどすると「もっと見たい!もっと聞きたい!」

じゃなくて「俺もこれやりてー」ってなるんですよね。自分でやりたくなるのです。

でも自分じゃないので真似出来るはずもなく、好きな女歌手の歌とか普通に歌えなくて(´・ω・`)

尾崎は声だけじゃなくて詩も曲調も性に合ってるから歌うんですけども。

でもハマショーも好きだがね。


         ,. -?'''''""ャャャヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『浜田省吾の音楽ファイルを再生して歌詞を探そうとしたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        いつのまにか尾崎豊の「卒業」が流れていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /ォfト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {ォ,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ      HDDがどうにかなりそうだった
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'ォr -?一ァ?゙Tォ '"ォ /::::/-?  \    間違えてクリックしたとか、本当は浜田省吾が嫌だとか
   / //   广ャォ  /'   /:::::/ォ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ