Get It Down
ベッドの上ふっと見つめる星のようなイルミネイション。
君も俺もこの街に埋もれた寂しがり屋のセレナーデ。
だけどいつもいつまでも、この世界のどこかで
小さくても美しく輝くきらめきなのさ。

尾崎らしいテンポの、軽い雰囲気の歌。

仕事が終わって、眠らない街の光の中を夜が明けるまで走り続ける。

一人一人の人間が生きる輝きの中のほんのひとつの輝きである俺達は

それでも夜の光の中に閉じ込められている。

歌詞が三部構成になっていて、本当にただ尾崎が見た景色が描かれている。

きっと疲れきった街の人にはわからない光も、尾崎にはそんな風に見えたんだろうなぁ、と思う。

一番は仕事終わりから酒場まで。

二番は車を走らせて必死に何かに抵抗している姿を。

三番は、愛しい人と一緒に見た、窓の外の光を。