Freeze Moon
もうガラスを引っかく音は聞こえないけれど
今でもストリートには、ガラスの破片が星のように散らばっている。
それはまるで、まるで、あの頃の俺達の夢みたいに。

騒がしい曲。恐らく尾崎の曲調が嫌いな人が聞いたら一番嫌いな歌だと思う。

なんと言うか、尾崎らしさが凝縮されすぎている歌と言ってもいい。

夜の街で走り続ける。懐かしい顔ぶれで、風の行方を捜している。

凍りついた夜の街で、いつまでもいつまでも走り続けている。

ちなみに「Freeze Moon」は「Freeze the Moon」でないといけないのだが、尾崎にはそんな事関係ない。

「月を凍らせろ!」

歌うときは、砕け散ったあの頃の答えを探しながら。