でりんじゃー(挨拶

昨日と今日カラオケ行ってきたんですよ。

前日記で書いた尾崎と、某VIP君の紹介で2、3回聞いたガオガイガーの完璧絶叫Verの練習にね。

初日はスネークと行って、成果はまぁまぁという感じでした。練習不足な感じのもまだまだありますが

尾崎嫌いなスネークに「(いい意味で)全身鳥肌立った」と言わせたのでとりあえず満足です。

で、問題なのがガオガイガーでしてこりゃもうなんていうか完璧絶叫でして

セリフがやたら入る歌で、どう頑張っても一人で歌えない風味なので実際は三人くらいで歌う歌なんですけど

とりあえずメインパートだけ歌おうと思ってたらスネークがいきなりセリフ言い出してビックリしました。

しかも何故か本場に近くて余計びっくりしました。

ていうか喉が潰れました

スネークがノリノリになっちゃって三回も歌わされたからかどうかは知りませんが

それで、家帰ってまた尾崎聞いてたんですよ。

で、新しいアルバムの歌詞カードの最後の方に、その歌一個一個についての注釈みたいのがあって

多分当時親しかった人がだらだらと書いてます。(発売は彼の死後)

それを読みながら歌聞いてるとね、もう涙がジャンジャン出るわけですよ。

自分でもよくわからん感じになりながら歌って、泣いて、母親に怒られて

なんかこのアルバム買っちゃったのが切っ掛けで、今までよりも踏み込んだ場所に行っちゃった感じです。

もうただの尾崎好きとは言えないくらい好きです。

俺は尾崎豊の歌に生き方を教わったような物だ。好きとか嫌いとかのレベルではない。」

なんて言いませんが

で、今この日記を書いてる四月二十六日。実は僕の誕生日なんですよね。

朝早くから家にきて総重量500gのポケモンチョコをプレゼントしてくれたスネークですが

これは恐らく彼の誕生日を忘れていた僕に対するあてつけでしょう。そうに決まってる

という訳で、今日の放課後にかのVIP君とカラオケ行くわけですよ。

前回の日記で「喉も潰れないでしょう」なんて言ってますが

予想外のハイテンションできっちり潰れてるの

今日は最初から不安です。というか、まじやばいです。

おまけにたくさん激しいの歌ったおかげでもう喉、終了

最後の方の歌は普通にガラ声で歌ってました。ちょめちょめ。

そいでもう満腹っていうか食中毒状態で家に帰り、這々の体でCD聞くんですね。

さっき説明したのとは違うもう一つのほうのCDで、二枚組の二枚目は聞いてなかったのです。

それはまだ尾崎が生きている頃、失踪後最初に発売された「誕生」というタイトルのアルバムで

最後には同じ、誕生という歌が入ってます。(有名な話ですが尾崎は一度麻薬やってどっかいってました)

これはまだ聞いてなかったなぁ、と思い、おもむろにに聞き始めて、

今日この歌聞いた事にはなんか意味があるのかな、なんて思いながら

やっぱりマジ泣きしました。

別に彼の生き方が好きなワケじゃないし、彼のように生きたいわけじゃない。

彼になりたいとも思わないし、僕と何かが似通ってるとも思わない。

でも、なんでこんなに彼の歌は僕の心に刺さるんだろうか。

「泣ける」という言葉を、これほど相応しい場所で口にすることもそうないでしょう。

泣かせられるわけでもなく、泣いてしまうわけでもない。ただ、泣ける。

僕は僕以外の誰でもないわけですが、そんな当たり前の事が、どことなく悔しく思えた誕生の日でした。

自分的に、こういった「自分自身の趣味に他ならない事」の話をするのは嫌なんですけどね。

だって他人が読んで楽しいと感じるとはやっぱり思えないし、実際自分が他人のそういったのを読むと

なんか置いていかれているような気がして面白くないですしね。

何より、自分にとって得体の知れない物に夢中になっている人とは、壁を感じてしまうものですから。

でも、そういうようなことを解っていても、やっぱりかかずにいられなかった海王@18歳の初夜。