はいどうも、御機嫌麗しゅう(挨拶

もうすっかり夏ですね。暑い日が続く昨今、皆様はもう海に行かれたでしょうか。

海王はまだ行ってません。

こう書くと何故か毎年海に行くのが当たり前みたいな感じになりますが

実は海王は今までそんなに海に行ってるわけではないです。

むしろ海?めんどくさいし変な生物がいるから嫌だ

と、こうなるわけです。

でもどういう衝動か判りませんが、最近になって通勤中に日照りになるにつれ

海行きたい。海・・・

とひたすら脳内で海に飛び込む自分を妄想しては楽しんでおるのです。

これはイカンなと。

そして友人Kことキムに連絡を取り

↓メールのやり取り
「海行こうぜ」
「海?いいぜ!」
「希望の日とかあったら教えてくれ」
「もちろん泊まりだよな!」
「え?泊まり・・・って事は・・・そういう事・・・だよね・・?」
「えええ」
「もちろん泊まりだよ」
「わかった、じゃあまた都合付きそうな日判ったら連絡するわ」
「おー」

というような事があり

↓メールのやり取り
「海無理になった・・」
「なんで!?」
「お父様が車を出してくれるはずだったのだけど、その日はお母様が使うって・・・」
「ちくしょう・・・!べらぼうめ!」
「まぁまたいける日判ったら連絡するわ」
「おー」

と言うようなことがあり、僕とキムと深田さん(仮名)でタコパする事に。

判らない関東圏の人に解説すると

・タコパとはたこ焼きパーティーの事である。

・大阪では一般用語として頻繁に使われている。

・一種のパジャマパーティーのようなもんである。

・本当は全然違う。

というイベントで、土曜夜七時に集合して食材を買いに行きます。

生地の元とかおやつとかなんとか適当に買いあさり家に戻って

さぁ、宴の始まりだ!

「俺は材料を切る!お前らは調理の準備をしてくれ!」

「わかった!俺はこっちの具を広げるからお前はネタを作るんだ!」

俺ネタの配分とかわかんねーよ!

「そんなもん適当でいー・・・いいのか!?」

「ああああじゃあ俺が水と粉やるからお前混ぜてくれ!」

俺いる意味あんのかよ!

「ねーよ!」

「ねーよ!」」

というような激しい戦争を乗り越え、我々はついにたこ焼きに集中する事が出来たのです。

「長かったな」

「ああ」

「もうある意味お腹一杯だな

「あぁ・・・でもまだ宴は始まったばかりだぜ!!

「「!!」」

一部より会話抜粋 ※本当は全て関西弁で行われた会話です

「生地がだめだろこれどう見ても粉が少ない」

「とりあえずこれ焼いてから微調整しよう」

「これひっくり返せないんだけど」

「貸してみろ・・・ほっ」

「な、なんで出来るんだよ」

「センスだな」

「センス」

「これ焦げてるぞ」

「中はみずみずしい」

「だめだこれ火が強すぎる」

「なんかけむたいっていうか、ガス臭がする」

「心中だな」

みたいな感じで淡々と焼いては食う。焼いては食う。

焼いている間に会話が無くなる。手持ち無沙汰になる。

買ってきた豚の角煮を食う。豚の角煮の方がうまい

というようなコンボに発展しました。事実は時として残酷です。

多分その時の影響なのですが三日経つ今でも腹がおかしいです。

入れたもののせいだと思われます。



たこ焼きの具にした物一覧

・たこ
・チーズ
・ウインナー
・鳥の軟骨から揚げ
・チョコベビー
・練乳
・蜂蜜
・ギャバ

といった感じで、もう意味わからんっすわ。

おかげで海王のお腹の調子は悪いしキムは風邪引くし深田さん(仮名)は試験に落ちました。

憎きかなたこ焼き。

我々大阪人とは切っても切れない、言わば肉親同様の存在であるたこ焼きも

与えられた処遇に喫しない限りは我々に牙をむくこともあるのだという

一種の教訓を体現したといえましょう。

皆さんも創作料理には気をつけましょう。